9月初旬、ほんの少し秋の気配を感じる晴れた日にリンゴ狩りに行きました。田川市の隣の川崎町。観光リンゴ園のリンゴの木のオーナーになって4年目、毎年この日が楽しみです。
川崎町の山間部にある手入れの行き届いた小さなリンゴ園、枝がしなるほどたわわに実った赤いリンゴ。
幼い頃、体が弱かった私(本当ですってば…)は寝込んではリンゴのすりおろしを作ってもらっていました。おばあさんになった今でも、どんなに体調が悪くて食欲がなくてもリンゴだけは特別。リンゴと牛乳があれば生きていけるなーといつも思います。大好きな食べ物があるというのは幸せです。それが身体に良いものならなおさら。
「1日1個のリンゴは医者いらず」はイギリスのことわざです。リンゴは胃腸に優しく生活習慣病の予防になると言われています。ちなみに西洋リンゴが日本に入ってきたのは130年ほど前だそう。
リンゴはバラ科の植物なので香りもすてきです。サクランボ、モモ、ウメ、ビワ、イチゴ、ナシ、プルーンも全てバラ科の果物です。リンゴの赤い色(青や黄色も)と丸くかわいい形も元気をくれます。果物が食卓に上る幸せな食生活を子どもたちのために守りたいと思います。
少し珍しいリンゴの料理を1つご紹介しますね。
中国のご婦人からの伝授「リンゴとアボカドのレモンシュガー」
リンゴ小1個、
アボカド1個、
砂糖大さじ1、
レモン汁大さじ1
リンゴはよく洗ってところどころ皮をむいて芯(しん)をとり、1センチ角に切ってボウルに入れます。アボカドはタネに沿って包丁で切り目を入れて2つに割ってタネを取ります。皮も取り除きリンゴと同じ大きさにし、リンゴのボウルに入れます。
砂糖とレモン汁を加えて良く混ぜてください。アボカドが少し崩れてリンゴに絡まるとさらに、おいしいです。アボカドは脂肪分が20%程度含まれ森のバターと呼ばれます。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸が多いのも特徴で、若さを保つといわれるビタミンEも多く栄養的にもリンゴとの相性がとても良いのです。今年の秋はリンゴをたっぷりと楽しんでください。